こんばんは!月曜日スタッフのヤマモトです^^
先日、東京へ行った時にいい写真が撮れましたので、みなさんにおすそ分け!!
いい感じでしょう?(笑)
朝が早かったので小下先生はおやすみ中です。。。どんないい夢を見てるのやら・・・(笑)
さて令和元年、最後の婦人科シリーズ第7弾は前回の反対で「過少月経」です(´∇`)
↓前回までの記事はこちら
【妊娠について その1】(妊娠が起こる条件)
【妊娠について その2】(妊活前の理想の状態)
【妊娠について その3】(頻発月経)
【妊娠について その4】(稀発月経)
【妊娠について その5】(生理不順)
【妊娠について その6】 過多月経)
今回は、月経周期の異常とともにみられやすい過少月経と妊娠との関係についてみてみましょう。
『過少月経ってどんな症状?』
一言で言うと<月経(生理)の経血量(出血量)が少なくなる>症状です。
『どれぐらい少なくなる?』
一般的には30~50ml程度が正常で、20ml程度であったり、出血期間が2日もつづかず、ボタボタと点状出血だけで終わる場合もあります。
『原因は?』
西洋医学ではホルモンの異常や子宮の内膜の異常などで発生するとされていますが、東洋医学では大きく分けると、
①身体の弱り
②血の不足
③血の巡りが悪い
④身体に湿気が溜まるため
①身体の弱り
以前【腎の臓】について簡単にご説明しましたが、【腎の臓】には、腎精(じんせい)といって、血の原料となるエキスのようなものを貯める働きがあります。
そのエキスは、房労(過労やセックス過度)や過労などによって腎の臓が弱ると貯めることができなくなるので、結果的に血が減り、出血量が減ることになります。
腎の臓が弱ることによってみられるサインは【その5】に詳しく書いていますので、よかったらご参照ください(⌒▽⌒)
②血の不足について
こちらも以前ご紹介した【血虚】という状態になると、血の量が少なくなるため、出血量が少なくなったり、なかなか月経がこなかったりする稀発月経などを生じます。
稀発月経の記事に詳しくありますので、見逃している方は【その4】をご覧ください!
③血の巡りが悪い
血の流れが悪くなると、はじめに本来は出血しないといけない量がスムーズにでないため、子宮に古い血が溜まることになります。この古い血を東洋医学では【瘀血】といい、瘀血があると出血量が増えることもありますが、古い血があると新しい血が作ることができないため、だんだんと出血量が減っていくことになります(๑•﹏•)
瘀血のある人のサイン。。。
・腰や肩などの関節に痛みがある時に夜中に刺す痛みで目が覚める
・月経時に塊が混じる、月経痛は塊が出ると楽になる。
・お通じが黒っぽくなる
④身体に湿気が溜まるため
身体に湿気が溜まると最終的に痰と呼ばれる身体に不必要な有害物質が発生し、痰は池に溜まるヘドロのようなもので、澱みを作り、身体の巡りを悪くします。
そうすると、子宮にしっかりと血を集めることができないため、出血量が少なくなったり、妊娠しにくくなったり、胎児が大きくなりにくくなったりします。
どれも、最終的には子宮に血が充分に集めることができなくなるため、妊娠はもちろん、胎児の成長を妨げることになりますので、妊活中の方はご注意ください。
今回ご紹介した原因はどれもご自身では対処することが難しいため、東洋医学による薬を用いず治療を望まれる方は当院など診察・診断・治療、が一貫している鍼灸院などにご相談されることをおすすめいたしますლ(´∀`ლ)