こんにちは!
先週日曜日、武庫川分院前の大樹で
ミーンミーンミンミーン~♪と、今年第一号の鳴き声を聞きました。
「ちょ、ちょ、ちょっと早いでー!」なんて声かけていたら
鳴き止んでしまいまして、それからここ4日間セミは鳴いてくれません。。
なんだか申し訳ない事をしてしまった気分です(笑)
セミも活発になるくらい、昼の日差しがますます夏らしくなってきていますが
暑さに負けないようにと篠山市の患者さんから自家製のトマトを頂きました。
真っ赤っ赤で立派なトマトたち♪
ありがとうございます。
その流れでトマトについて調べていましたので、ご紹介いたします。
野菜嫌いだった私にとって、この野菜勉強は革新的な話なんです(^▽^;)
(参考文献:台所漢方 緒方出版)
トマトは原産国である南米ペルーから16世紀前半にヨーロッパへ伝わったそうですが、
当時は観賞植物として、【愛情の果実】などと呼ばれて ほれ薬 にされたこともあるそうです。
小下先生!これはトマト鍋で女性の心をキャッチできるかもしれませんぞ!笑
日本に実際に入ってきたのは18世紀の頃のようです。
そんなトマトがなぜこのシーズンに良いのでしょうか。
夏は陽気が盛んな時期。
陽は熱に偏ります。ちなみに陰は冷えに偏ります。
そうすると夏は身体の中もますます熱の方向に向かいます。
体内が暑くなってくるんですね。
その結果、
喉の渇きが強くなったり、水分を沢山飲んだり、
夜になっても身体が熱くて寝付けない、便秘などの症状にもつながる事があります。
そんな時にこのトマトは
身体を冷やす働きを持っているので、体内の熱をセーブ。
身体の乾きをいやす作用も持ち合わせているので、飲み物を一気にゴクゴク飲みたくなるこれからの時期にもってこいです。
こんなに情熱的な赤いトマトが、実は冷静な性格だったなんて!
胃腸が丈夫でない人は、摂り過ぎると胃腸に負担がかかってしまう事もあるので気を付けてくださいね。
胃腸虚弱でもトマトをもっともっと食べたいんだ!という人は(笑)、
生で食べずに火を通して温かくして食べると良いですね。
暑さしのぎに、炭酸飲料や冷たいアイスで対処したくなりますが
体内から熱を冷やす方法や
運動で汗を流して体内から熱を漏らす方法も活用しましょう。
美味しいトマト有難うございました!!