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こんにちは!

 

コツコツと良質な線香花火を作り続けて半年が経ちました。

※詳しくは、ブログ【ネット販売開始!?良質な商品】をご覧ください。

間も無く出荷かも(笑)

 

こより作りを続けてきまして、ここ最近新たな気付きがありました!

 

たかがティッシュ!

されどティッシュ!  

 

私は新風本院長のこよりを見本として作り続けていますが、

先日の研修会で他の先生がお作りされたこよりを触らせて頂きました。

それはこよりに凸凹があるのに、赤ちゃんの肌のようなニベアを塗ったようなスベスベ感があるんです。

 

これまでの私の理解が変わりました(◎o◎;)

 

細くてピンと立つ、凹凸のない、真っ直ぐな線香花…こより。

この形が完成してこそ、スベスベ感あるモノが出来上がると思っていたのです。

 

なんで、凸凹していても ニベアinこより ができるのでしょう…

これ、疑問でした。

 

 

一つたどり着いた答えが、こよりに気が通っているのか、通っていないのかの違いです。

 

ティッシュの触り方によって、ティッシュに気を通す事が出来ているんではないかと。

この表現が正しいのか分かりませんが。

 

別にオカルトチックな事ではなく、例えば

同じ食材、同じ鍋で料理を作っても、作る人によって若干味が異なります。

その人の持つ感覚を頼りに、

食材を炒めるスピード、混ぜる加減、時間など(正直料理しないので分からないですが)

そうやって出来た食べ物が口に入ると、その人のらしい味を生み出す。

これもその人の持つ気の表現の一つ

そんな風に思うんです。

 

ティッシュでこよりを作ってやる〜!という気持ちが強いと

ティッシュの一部分ばかりに気が取られてしまい、ティッシュの全体感を見失いやすくなります。

 

薄っぺらく、しかも細く切ったティッシュ。

フワッとした綿のようなティッシュの重みを感じながら

こよる。

 

こよってやるぞ、という【我が我がの気持ち】が強くなると

か弱くて、優しいティッシュさんは、その気持ちに押し潰れてしまいます。

その結果として、寝不足続きのカッサカサの肌のようなこよりの質感になってしまうのです。

 

素問 陰陽応象大論篇には

壮火食気】過度に盛んな陽気は気を食う

少火生気】正常な陽気は元気を増強する

という言葉が出てきます。

 

これと同じく、こより作りも過度な力みは逆効果という事ですね。

専門的に言いますと衛気がティッシュに馴染むようにできるといいんだと思います。

 

これを意識して作ると、少しずつ質感が変わってきまして

こよりにニベアを塗らなくてもよくなってきました。

 

これが最近の気付き

個人的にはワクワクする気付きです。

 

そう思っていても

まだまだ気付いていないと思います。

 

たかがティッシュ。

されどティッシュ。。。

因みにこちらが分院で使用している こより用のティッシュ です。

メーカーは企業秘密です。(笑)