こんにちは!

 

先週は熱海で行われた「北辰会の冬季研修会」に参加してきました!

1泊2日の宿泊型の研修で、参加者全員が常に鍼の事、その先の患者さんのことを必死に思う先生方・会員の皆さんの熱気がすごかったです!雰囲気は前回の岡田先生のブログに写真がありますので、ぜひご覧ください!

今回の研修では、私自身として「ツボに合わせた鍼の持っていき方を習得する!」と意気込み参加させて頂き、この2日間で感覚を掴むことが出来ました。

ですが、また新たに「症状のストーリーを理解して鍼することの大事さ」を改めて実感し今後の私の課題になりました!

他にも沢山の学び、気付きを得たとても良い冬季合宿でした!

時間をみつけて熱海梅園にも行ってきました!

 

 

さて、2月19日、二十四節気では「雨水」となりました。

 

雨水という季節は

「空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる」季節にあたります。

 

今シーズン大阪では雪を見ていないので、なんともイメージしづらいのですが・・・

(私自身沖縄で育ったこともあり、あまり雪の思い出も少ないのですが汗)

 

さらに、雨水は3つに分類されます。

(これは二十四節気からさらに約5日ずつ3つに分けた“七十二候“というものです)

 

初候「土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)」

 

降っていた雪が解け、春の雨となり、凍り付いていた大地に潤いを与える時期になります。

春の気配に眠っていた植物たち、冬眠していた動物たちも目が覚める頃です。

 

次候「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」

 

春には大気中に細かな水滴や塵が増え、遠くの景色がぼんやりとすることからこの現象を「霞」と呼び、

霞や雲が層をなし、薄く長く漂っている様子が「靆(たなびく)」と表現しています。

 

末候「草木萌動(くさきめばえいずる)」

 

草木が芽生え出す頃です。

暖かい春の日差しから地面や木々から新たな命が芽吹きだします。

 

雨水の次は「啓蟄」、啓蟄の次はついに「春分」と季節としての「春」が進んでまいります。

 

春は自然界で草木が上へ上へと成長してゆくのと同様に、身体の気も上部に集まりやすく症状も上部に現れやすくなります。

花粉症の他、のぼせや頭痛、めまいなどの症状ですね!

 

 

中国伝統医学のバイブル『黄帝内経・素問』に「春は新しいものを生み出す時期、心持は生き生きと、正気を充満させ、身体をのびやかに!」

 

と養生の記載があります。

 

多くの患者さんに養生で“お散歩”をおすすめしています。

お散歩を通じて全身で自然を感じ、心も身体ものびやかにしていきましょう。この時期はとてもお散歩しやすい気温にもなってきました。私もお散歩して心も身体ものびやかにしていきます!

 

 

今週のお花

桃 スイトピー ラナンキュラス ガーベラ ピンポン菊

アストランチョマヨール アリウムクレイジー エリンジューム