実は・・・ここ数年、年に1度この時季に学校で教鞭を取ってるんです。

 

「えーっ!」と驚かれるのも(いや、そんなには驚きませんか(-_-))無理はないとは思いますが、なんと実は東京衛生学園教員養成科の非常勤講師を仰せつかっております。

 

幾多ある東京の鍼灸専門学校でも老舗の学校で、教員養成科の2年生に対して日本を代表する鍼灸の流派の先生方がかわるがわる自身の流派の学術を教える、という超豪華!なカリキュラムを組んでいます。で、例年北辰会からは私が1日、支部正講師の竹下有先生が2日、北辰会方式について講義しています。(というわけでこちらの学校の教員養成科というのは、単に教員を目指す方だけでなく、より臨床能力を高めたい、という目的で入学される方も多いみたいですね)

 

今年も3日間のうち初日(10月19日)の講義を担当してきました。

 

それも、昨年に引き続き火曜日メンバーの宮城先生を助手に伴って。

(実は宮城先生はこの衛生学園養成科出身で、私と竹下先生の講義に出席したのがご縁で彼は今大阪で教員をしつつ北辰会方式を学んでいるんです。)

 

18日午後に東京入りして、夜は東京衛生学園の先生方との交流会。鍼灸業界に深くかかわっていらっしゃる先生方ばかりですので、たいへん勉強になります。聴くほどに今は学校業界を含め日本の鍼灸業界激動の時代、というのがよくよく解りました。(それはそれとして、一番大事なのは一人ひとりの鍼灸師が「目の前の患者さんが一日でも早く良くなるよう、精進する」ということですけどね)

 

で、19日当日。

朝9:30から講義。鍼灸師のライセンスを取得してすぐに教員養成科に入った方もいれば、数年経ってから養成科に来る人もいるので、27名の生徒さんは20代~60?代の色んな年齢層の方がいらっしゃいます。業界でも高度な学術内容であるとの定評のある北辰会方式をかなりかみ砕いてしゃべりました。が、ちゃんと伝わったでしょうか?(プロの教員である宮城先生からは一応合格点はいただきました・笑)

 

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12:40に終了し、OBであられる宮城先生の手引きで数名の生徒さんと食事をご一緒し、色んな話をしてきました。それぞれにすでに流派に属して勉強していたり、「あーでもない、こーでもない」と今後どうしようか悩んでいたり。(いろんな流派の先生の話を聴く機会が多いだけに悩むのかな?)

私が学校をでた2〇年前に比べると業界はずいぶん変化しています。

これからの時代を鍼灸臨床家、学校教員として生きていくのもたいへんですが、ご縁あった皆さんには心から頑張ってほしい、と願うばかりです。

 

そうそう、11月5日(土)・6日(日)はWFAS2016(世界鍼灸学会連合会 学術大会2016)がつくば国際会議場で開催されます。東京衛生学園はホスト校でもあるので、今回お会いした先生方、生徒の皆さんとも再会できそうです(^.^)

 

11月5日(土)はお休みを頂き、当院の患者さんの皆さまにはご迷惑をおかけしますが、どうぞご容赦ください。皆さんに受けていただいている北辰会方式の鍼の素晴らしさをアピールしてきます。

 

WFAS2016HP

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