院長が代表理事を務められることになった(一社)北辰会において本年度から講師候補生として、講師になるために講師養成クラスで特別に技術を学んだり、講師の先生方の指導を傍で見させていただく機会を頂いております。

「指導」といえば、当院では後輩に対して「指導する側」になることもあります。

 

「指導を受ける」ということ、じつは私自身とても苦手なことでした。

例えば、体表観察や刺鍼などの実技の際、指導を頂くわけですが、「素直に受け入れられずに抵抗する自分」がいたんですね。自分のちっぽけなプライドから素直に指導を受けることが出来ず、自信のなさから、「指導される=自分を否定されている」と感じていたんです。

こういう自分に気付いたのは、院長にとある言葉をいただいたことがきっかけでした。(どういった言葉かはここではあえて伏せておきます<(_ _)>)また自分が指導する立場になってみえてきた面も大いにあります・・・年の功もあるように思いますが(笑)

 

「指導を受け取るのが下手な方」っていうのは、指導していただいたことを、自分の考えや経験、価値観の中だけで考え・判断し、少しでも自分の意にそぐわないと、反発したり抵抗したりすることが多いと思うんです。

でも、指導してくださる先生や先輩方の目線はそんな自分よりもずっと高いところにあり、自分のみえていない、分かっていないところを見極めて指導してくださっているんだな、と最近つくづく感じるんです。

指導して下さる先生の「目線がどこにあるのか」、「どういった考えで指導をしてくださっているのか」・・・。そういったところに考えを巡らせて「ご指導いただく」。とても重要なことだと思います。これが出来れば、学べることはもっともっと増え、もっともっとレベルの高いことが学べるのだと思います。

 

“常に謙虚な姿勢で”と、院長は常々おっしゃいます。

 

指導を受けるのもするのもまだまだな自分ですが、学び・学ばせ上手になりたいものです。

 

 

今週のお花

ひまわり バラ カーネーション スプレーマム

 紅花 アセビ スターチス ミスカンサス