以前、ふと新風先生が仰ったことがありました。
『「太医精誠」読んでるか?』
………?
もうここで?の時点でダメですね!笑
「太医精誠」は施術者の心構えです(*^^*)
唐初に活躍した医者、孫思邈(そんしばく)の医書「千金方」に記されています。
「凡欲為大醫、必須諳素問」
大医になろうとするには必ず『素問』などの本を暗記しなければならない。
ここにもはっきりこう書いているんですね!
この文を読んで、改めて『素問』を見直していると、こんな文あったっけ?とうい箇所がたくさんありました!
やはり何度も読み返さないとダメですね!(゜゜)(笑)
すいません先輩方!!!!
凡太醫治病、必當安神定志、無欲無求、先發大慈惻隱之心、誓願普救舍靈之苦
およそ、太医たるものの治療に際しては、必ず精神と志意とを安定させ、欲求するところなく、先に大慈と惻隠の心を発して、あまねく人類の疾病を救うと誓い願うべきである。
やっぱりハートなんですよね!
「救いたい!良くなって欲しい!」と心から願う力は絶対的に感じます!
最近、いろいろと思考にとらわれている気がします(‘;’)
過去のこととか、先のことばかり意識して・・・結局今が見えてないというか(>_<)
先ほども、新風先生に「今」に生きないと、とお言葉を頂きました。
イスに座っている時の背もたれの感覚や、歩いている時の足裏の感覚など、
「今!!ここ!!」を意識(^-^)
大医の態度は心を清澄ませて自ら内省に心をがけてほしい。外よりみれば儼然として、心広くゆったりとし、顔に明暗なく、病を診察するに、誠意と注意を尽くし、症候を詳細にみて少しの遺失もなく、鍼を薬方を処する判断が錯誤してはいけない。
とも書いています。
術者の心神の安定が特に大事ということですね(^-^)
表情とか振る舞いから、にじみ出る物、これも気ですよね!
常にいい気を放って、最高のコンディションで臨めるよう日々精進!(^^)!
医者たるものは多弁、嘲笑、喧噪であってはならない。是非を説いたり、人物を批判したり、自身の名声を誇らしげに示したり、他の医者を誹謗し、自らの徳を誇ったり、たまたま一病を治しては得意満面となって自負し天下無双と自慢する。これは医者の不治の病である。
この文グサっときます・・・(笑)
思い当たる点が多々・・・m(__)m
「自分だけの狭い世界で生きると、大きく見えない、全体が見えなくなるよー!」
ってことなのかなと感じました(^^)
最近はこの太医精誠を読んでから、臨床に臨むようにしています。
すると不思議と気が降りるんですよね(*^^)v
更なる境地へ行くために!
早く煩悩から解き放たれたい!(^u^)(笑)
今週のお花
プロテア、バンクシャー、ワイルドフラワー、コチョウラン、バラ(レッドポンポン)