こんにちは、松本です。
日ごろは武庫川分院に居るのですが、週一回、和泉中央の本院に研修へ行きます。
そこはコテコテの
大阪弁
が飛び交うなんとも温かみ、人間味を感じる場所です。
僕自身、小学校2年生まで大阪暮らしだったんですが、
大阪弁が身に付かないまま西宮へ引っ越してきたんです。
このあいだ研修中に、患者さんの会話が耳に留まりました。
『ホンマ、けったいやな~…。』
これこれ~!(笑)
なんでかテンション上がりました!
けったいやな、の意味を調べてみると
『 けったい 』とは
「 けたい(卦体) 」
とか
「 きたい(希代) 」
が変化したもの。
不思議なさま、奇妙なさま、世にもまれな様子
(まさに大阪人にピッタリの言葉)
という意味なんですって。
語源は、
『 易 』
からきているそうです。 (大阪弁完全マスター講座 参考)
易は占いの書でもありますが、
この中国伝統医学においても
易と医学
には密接な関係があります。
東洋医学の基礎思想には
陰 陽
という考えがあります。
陰陽…
言葉は聞いたことがあると思いますが、
森羅万象、あらゆる事物には陰陽があるとの考えです
例えば、
陰:女・静・地・夜など
陽:男・動・天・昼など
この陰陽の考えの淵源に
易が関わっているんです。
古代の思想がこの大阪弁に残っていたなんて…
大阪弁…
恐るべし…( *´艸`)