こんばんは(^_^)

今日の午前中は本院でお仕事で、初診の方の問診をさせていただきました。

初診の方の主訴は、“手指の湿疹、痒み”です。この方はこれまで皮膚科を何件も受診され、その都度様々な塗り薬を処方され使用し、ある程度良くなったりすることはあったものの、完治するには至らず、当院に来られました。皮膚科では“アトピー性皮膚炎”や“手湿疹”と診断されたとのことでした。

皮膚の湿疹・痒みと一言に言っても、症状が起こるパターンは様々で、症状が起こるきっかけも精神的ストレスであったり、過労であったり飲食の不摂生であったりと様々です。皮膚の湿疹や痒みを診る場合には、湿疹・痒みが出ている部位、性質、患部の状態、どのような条件で悪化、軽減するのかということをしっかり確認、弁別する必要があります。

当院にはこの方のように、皮膚病で来られる方は多いです。

皮膚病はアトピー性皮膚炎、蕁麻疹、尋常性乾癬と様々あり、中にはとても難しいものもありますが、メカニズムを十分に把握し根本から治療をすれば、皮膚の症状も含め、どのような病であってもほとんどのものが良くなります。

皮膚病では、痒み等の辛さからひどくストレスを感じ、そのストレスから症状を更に悪化させてしまうケースが多く見られます。今日の初診の方も、手指の湿疹のために炊事をするのがとても辛いとおっしゃっておられました。少しでも早くこの辛さ・苦しみから解放出来ますように、お力になっていきたいと思います。