みなさんこんにちは!

 

今年一発目の今日の一穴いきます!

 

と、その前に、、、

 

~玄珠堂の日常 朝のミーティング篇~

 

玄珠堂では毎日診療が始まる前にミーティングをしています。

先日、ミーティングをしている時に院長が私の顔を見て

院長「昨日何か悪い物食べてないか?」

私「いや~特に食べてないと思いますが、、、あ、昨日マ○ド○ルド食べましたf(´-`;)ポリポリ」

院長曰く“身体に変に熱が籠っている感じ”の顔をしていたみたいです。顔を見ただけで生活を見透かされている感じですね(((((((ι゚д゚;)アワワワ

このように、玄珠堂の一日は院長によるスタッフの顔面望診から始まります(笑)

今日は何を言われるのかと朝から変に緊張感があります

 

ちなみに、木曜日スタッフの曽我先生は気色というか顔の骨格に体調が分かりやすく反映されます。

元々シャープな顔立ちの曽我先生ですが、体調が良くない時はシャープな顔立ちが更にシャープ(特に顎のラインの骨格が細くなる感じ)になり、顔のシワが(´・ω・`)

院長曰く“調子が悪い時の曽我くんは枯れた感じ(笑)”とのこと

枯れた曽我先生を見かけた際は、みなさん是非お水をあげてあげてください!笑

 

~玄珠堂の日常 完~

 

では本題へ!

 

今日の一穴

 

築賓

 

足少陰腎経 陰維脈の郄穴

 

取穴

【北辰会】太溪穴の上5寸で、腓腹筋下垂部とヒラメ筋の間にとる

【WHO】下腿後内側、ヒラメ筋とアキレス腱の間、内果尖の上方5寸

三陰交との位置関係はこのような感じです。

 

 

築賓は下焦、深いところのもろもろの毒・邪気をとるツボです。これについては和風先生も“あらゆる毒を消す”とおっしゃっておられたそうです。

新風先生の解釈では、微妙に表証のからんだ治りにくい咳に効く場合があるとのことで、当院での臨床で著効を得ております。また新風先生のアドバイスで、北辰会の某イケメンA立先生が、奥様の治りにくかった咳をこの築賓で治した、というお話も聞きました。

築賓は陰維脈の郄穴でもありますが、『会元鍼灸学』という本の中で「陰蹻脈:主陰経、陰維脈:主陰絡」という一文があり、この陰絡をどう認識し陰維脈と陽維脈の関係をどうとらえるのか?というところがポイント、とのことでしたが、詳しくは教えてもらえませんでした。

 

では実技にいきます!

 

今日のメンバーは院長、松本分院長と私の3人です!

松本分院長

【体表観察】

R期門、R内関、R大巨に顕著な反応あり。特にR大巨が顕著で、下焦が弱っていて尚

且つ湿熱が溜まっているような反応で、築賓に鍼をするにはうってつけな状態でした(笑)

築賓に2番鍼で補中の瀉です。繊細な鍼ですね。写真でも響いているのがよくわかり

ます。

 

治療後は枯脈緩んで大巨もだいぶ小さくなり、舌も明るくなって苔がだいぶ薄くなり

ました。舌については治療前後でかなり変化したので、写真を撮っておけばよかったで

す(ノД`)

 

鍼を受けている時は足の小指にかなり響く感じがあったとのことでした。

 

私も築賓に鍼をしていただきました!で、この日は前述したマ○ド○ルドを前日に食べ

た日でした。

鍼を受けた瞬間、身体の熱感がスッと引いて、身体の感覚がすごく良くなった、という

か身体に熱が籠って感覚が悪くなっていたのが鍼を受けたことによって正常に戻ったん

ですね。翌日にはしっかり排便があり、よりスッキリした感じでした!

やっぱり鍼はすごいですね。

鍼一本の素晴らしさを再認識した日でありました!

 

今日はこの辺で!

 

今週のお花

チューリップ スイトピー カーネーション

トキワガマズミ ラナンキュラス