こんにちは!

 

スタッフ辺春(へばる)です!

 

梅雨入りし、蒸し暑い日も出てきましたね。

 

気候がムシムシするにつれ、虫(ムシ)も活動的になってきました←

 

 

 

私は子供の頃、虫を取ったり、観察したりすることが好きでした。

 

それが、いつの頃からか、可愛いと思っていたダンゴムシやカブトムシさえも、

気持ち悪く感じるようになってきました汗

 

心が荒んできたのでしょうか(笑)

 

 

 

さて、昨今では、環境意識の高まりなどを受けて世界的に、昆虫食に注目が集まっているそうです。

 

*この先は、昆虫食の話題になりますので、苦手な方は今のうちに避難して下さい(笑)

 

 

 

昆虫食のメリットは、

1、地球環境に優しい

2、タンパク質などの栄養面が優れている

3、生産・加工がしやすい

 

という事らしいです。

 

牛肉などに比べて、生産時の温室効果ガス発生量が少なく、

少量のエサで早く食べられる状態になる。栄養価も高く、狭い面積で飼育・調理が可能。

 

 

さらに、阻まられるであろう見た目についても、

調理の研究が進んでいて、お洒落な料理もたくさん紹介されております。

 

これだけをみると、世界を救う注目の食料源と思われますね!

 

 

 

 

しかし、鍼灸師としては、東洋医学的に昆虫食をどうみるのかが、気になるところ。

 

海老や、蟹のような甲殻類と似ているのかなぁ?けど、陸上だしなぁ...

 

 

 

調べてみたら、ありました…

 

 

 

*この先、閲覧注意!!

 

 

 

漢方の生薬にありました。

 

『シャ虫』。

ゴキブリ科のシナゴキブリ。またはマダラゴキブリ科サツマゴキブリの雌の成虫全体を乾燥したもの。

 

『ぼう虫』

アブ科のアブ属の昆虫の雌成虫の全乾燥体。

 

~中医臨床のための中薬学より~

どちらも、帰経は肝。破血逐瘀の強い作用があるようです。

なので、妊婦の方には禁忌となっております。

 

 

ゴキ○リ・アブですが、生薬用に飼育されているものであり、品種も日本で見かけるそれとは違います。

そして、あくまで生薬として使用するものですので、日常食ではありませんので、ご安心ください(笑)

 

 

帰経は肝というのは、少し納得しました。

虫は、春になると出てくる。成長が早い。植物の伸びるところに住んでいる。

確かに『木』の要素を感じます。

 

 

 

 

これから、昆虫食は必ず広がっていくことと思われます、

 

 

東洋医学の観点では、必ず作用がありますので、「何事もほどほどに」というように、

過食せずに、体調と照らし合わせて、取り入れてみる必要があると思います。

 

ムシムシを乗り越えて行きましょう~♪