皆さん、秋分になりましたね。いかがお過ごしでしょうか?
例年申し上げているように夏季は
「極端に陽射しを厭うことなく」
「身体をしっかり動かし汗をかく」
「朗らかに過ごす」
ことが大事なのですが、
昨年から続くコロナ禍の中、そのように過ごすのは難しかったことでしょう。
ただ、その結果、秋冬に対抗できるだけの正常な陽気が養われず、
夏に発散されるべきであった熱気が身体に籠り、水湿も身体に溜まりがちとなります。
⇒むくみ、肌の荒れ、不眠、倦怠感、食欲不振・・・などなどにつながります
さてそんな皆さんに、ちょっとおすすめの「どんぶり」
ではなく、“とんぶり”という食材をご紹介します。
とんぶり、とは平安時代に中国の唐より伝来した、
ほうき草(箒の原料になる草)の果実で、
日本では秋田県で生産され「畑のキャビア」とも称されています。
中医学では地膚子(じふし)と呼び、清熱利湿薬に分類され、
皮膚の風(痒みなど)を散らし、膀胱の湿熱を清利する薬物として使用されています。
なかなか美味しいものですよ。
納豆にまぜても、またそのままでも、とんぶり丼を一度召し上がってみてください。
とんぶり
ほうき草(コキア)