みなさんこんにちは!

 

1週遅れではありますが、がんばっていきたいと思います^^

 

大変暑い日が続いていますが、みなさんはいかがお過ごしですか?

もうすぐ7月も終わり、お盆にむけてお出かけの準備をしたり楽しみが待ち遠しい方もいらっしゃるのではないでしょうか!私はクーラーも暑さも苦手なので日々ぐったりしていますが・・・笑

それにしても今年は異常に暑いですね^^;

埼玉県の熊谷市では41.1℃と日本一の暑さを更新したとか(お風呂の温度より高いとは!)

そんななかで気をつけないといけないのはやっぱり「熱中症」です。

ちなみに中医学では暑さに中(あた)ると書いて、「中暑(ちゅうしょ)」といいます。

 

そんななか日本財団「海と日本プロジェクト」の活動の一環で、スイカを配布するイベントをする記事をみまして、「お~なんかいいな~いってみたいな~」と思ったら横浜でした、、、(>_<) 

海に入っていても汗はかくし、日差しを直で受けるため、海での熱中症が多いので、注意喚起でこういうイベントをされるようです!

 

さて、前置きが長くなりましたが、、、薄々気づいてました?そうです!今日はスイカについて中医学ではどういった作用があるのかお伝えしたいと思います^^

(なんかフードマイスターみたいになってきました、、、(^0^) )

※美味しそう!

 

まずは、西洋医学的な作用としては

 

*西洋医学

抗酸化作用:リコピンによる強い抗酸化作用があり、抗老化や抗がん作用が期待されています

利尿作用:シトルリンと呼ばれる成分 により尿が出やすくなります

血圧降下作用:利尿作用により尿を出してくれるため、血圧を下げたりや動脈硬化に有効です

 

※あとは食べるスポーツドリンクとも言われて推奨されている ので熱中症に対して効果的!(でも水分補給の基本は「水」です)

 でも西洋医学の作用としては、汗で失われた成分は取り返せるかもしれませんが、暑さの対策は難しいんじゃないかな~という印象です。そこで中医学(東洋医学) の出番です!これでなぜ昔から夏にスイカを食べるのかがご理解いただけるのではないでしょうか^^

 

*中医学

清熱解暑(セイネツゲショ):暑さで体にこもった熱を冷やしてくれます

除煩止渇(ジョハンシカツ):イライラとのどの渇きを潤してくれます。

利尿(リニョウ):強い利尿作用をもち、尿が出やすくなります。

 

どうです?熱中症対策に優れていることがよくわかるのではないかと思います^^

ちなみにスイカは天然の白虎湯(漢方の代表的な清熱薬)といわれ、同じく非常に熱を冷ます効果があります。皮の部分は「西瓜翠衣(せいかすいい)」という生薬(漢方薬)にもなるんですよ(^.^)

 

ただ、注意しないといけないのはクーラーの効いた部屋にばかりいる状態でスイカを食べると熱をとる作用で身体を冷やしてしまい、体調を崩してしまいますので気をつけましょう!

 

 

では、今日はこんなところで終わりたいと思います!

(和歌山とか近くの海でもスイカ配ってくれないかな~(^.^))

引用 梁晨千鶴著 東方栄養新書 P50