おはようございます🌞
スタッフ下城です。
先日、患者さんからこんな飲み物をいただきました。
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“ひやしあめ”
関西圏では昔から夏の定番の飲みものですね✨
調べてみると、
ひやしあめの発祥とされているのは、
江戸時代の大阪・心斎橋にあった「あめ湯」屋台で、
あめ湯は温かい飲み物ですが、
夏の滋養飲料としてひやしあめが作られ、飲まれていたそうです。
その後、大正時代には関東や東海地方にも広まっていたようです。
しかし、太平洋戦争で関東などにあったひやしあめの製造業者の大半が被害を受けて廃業してしまった為、
空襲の被害が軽かった京都などのある関西でのみ、戦後もひやしあめの製造が続き、
飲まれていた事から関西で馴染みの飲み物になった要因のひとつだと考えられています。
ひやしあめは、
麦芽水飴のやさしい甘みと生姜の爽やかな辛みが感じられる、
夏にぴったりの飲み物です。
※麦芽水飴は、麦芽・米・でんぷん・水を材料にして作られます
◯東洋医学的には
・良い水飴(甘み)は脾胃(胃腸)を養う
→後天の精(身体のエネルギー)を高める
また、“米”は日本人の身体に合った食べ物で消化吸収の面で優れている
・生姜の辛みは身体(主に脾、胃、肺)を温める
→身体の中での“発散”を促す
→皮膚感覚(衛気)を高め、免疫力(主に肺衛)を高める
と考える事ができます!
猛暑の夏、クーラーの効いた部屋の中で
冷たい飲み物やアイスクリーム、果物などを摂る事が増えていませんか?
冷飲食を多く摂ることで胃腸に負担をかけ、
またクーラーが効いた環境で身体を内・外から冷やす事で身体がダルい・痛い、
食欲低下、軟便・下痢等いわゆる“夏バテ”が出てくるのです!
私もひやしあめを飲む前後に院長から
「脈とツボの変化を見るんやで!」
とご指導いただき、
確認したところ、
やはり飲んだ後は、
脈に力が出て、
胃腸に関係するツボも良い変化
が確認できました!
この時季、是非、オススメです!お試しください🍹
それではまた~✋