皆様、こんにちは。
クリスです。
やわらかな春風に心華やぐ季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
私事ではございますが、最近腰を傷めたことをきっかけに、ピラティスを始めました。
ちょうど先日のレッスンで、ヨガにもある「三日月ポーズ」を教わりました。
上体を起こし、胸を開きながら腰を落としていくのですが、正しく行うと見た目以上にきついポーズになります。
胸を天井へ開こうとすると、肩甲骨間が詰まりやすく、
気づけば腰にも負担がかかりがちです。
教えられたのは、まずは、みぞおちの奥を静かに引き込み、優しく下から掬い上げて、
それから背中の力を抜く一連の動きでした。
この“内側の力(陰のエネルギー)”を使うことで、
外へと広がる力(陽のエネルギー)が自然と引き出され、
無理に力を入れなくても胸がふわっと開いていく。
実際にやってみると、力の入れ方がまったく違っていました!
帰り道、雨の中を歩きながら、
これから迎える「穀雨」がふと頭に浮かびました。
穀雨 ― 潤いをたたえる季節
―4月20日〜5月5日頃(立夏の前)―
穀雨は、春のやさしい雨が大地を潤し
、冬のあいだ眠っていた命が静かに目を覚ます頃。
土は水を含み、種は芽吹き、
新芽や若葉がやわらかく伸びていきます。
昔の人々はこの時期を大切にし、
土を整え、種をまき、実りに向けて準備を重ねてきました。
このひとときが、その年の豊かさを育てるものだと考えられていました。
また、春は「木」の季節。
その気は、上へ、外へと広がっていきます。
4月は、進学や就職、異動など、新生活が始まる季節。
入学式や入社式、引っ越しなど、生活の基盤が大きく変わり、
人との関わりも増え、あちこちに動き回ることが多くなります。
「2月は逃げる、3月は去る」という言葉のように、
4月こそしっかりしなければと、気持ちが急かされてしまうこともあるでしょう。
けれど、そのペースは本当に自然なものでしょうか。
自然の営みはもっと静かで、ゆるやかです。(人は、その自然一部)
ここで大切にしたいのは、
『潤うこと』と『内側から上外へのベクトル』
花の姿を思い浮かべてみると、
植物は無理に花を咲かせようとはしません。
まずは、土の中で根を広げ、水分や養分を受け取り、
やがて葉がひらき、光を浴びながら、少しずつ力を蓄えます。
満ちてきたときに、そっと蕾を結びます。
そして、
ある日ふわりと自然の流れのままに花がひらきます。
力まず、抗わず、ただ満ちていくこと。
その先に、いちばん美しい瞬間が訪れるのです。
人も同じように。
穀雨の季節は、いきなり頑張るよりも、心と体の内側からやさしく潤し整えて、
自然に咲いていくための時期です。
つまり、これから花ひらくための準備の時間です。
よく眠ること、
温かく、やさしい食事をとること、
山など自然界に触れながら、少しだけ深く呼吸をすること。
そうして静かに満ちていったものは、
やがて自然と外へとあふれ出していきます。
穀雨は、目には見えないところを育てる季節です!
私は現在もピラティスを学んでおりますが、日々の緊張や力みをやさしく抜くコツなどもお伝えできます。
どうぞお気軽にお声がけください。
一緒に、しなやかで楽に動ける身体づくりを目指していきましょう♡




