他人の事を想い、行動する時、

主観が入るのは自然で、そこには感情が含まれる。

 

その感情は時に喜び、時に怒り、時に哀しみ、時に恐れといった

多彩な色合いが自身の生命から浮かび上がり

 

感情を含んだ気は瞬間にして周囲に拡散する。

 

この時、自分自身を客観的に観察すると

心の奥底に秘めていた素晴らしい彩りに気付く。

 

それはピンチか、またはチャンスか。

どのように捉えられるかで

この先の大道の輝く方向が変わってくるだろう。

 

東洋医学は気の医学。

自然界、人、空間、すべてが気で成り立っている。

気は見えない世界のように思われるが、それを見る・診るのが私たちの仕事。

今見えているものは真実か。

 

人の目に映った事実が、必ずしも真実を表しているとは限らない

と教えて頂いたことがある。

 

事実はある意味、誰にでも見え

真実はそれを見極める目を磨かなくては決して見抜くことはできない。

 

事実といっても、一断面のみ見れば真実とまったく違った様相を呈する場合もある。

 

その捉え方、見方は人によって異なる。

 

また真実を知るためには、多面的に事実を多く知ることもその一つの前提となる。

 

さぁ鍛えましょう、真実を感じ取るために。

どんな状況であっても目の前の人に手を差し伸べられる

そんな気持ちを目指して、今日も楽しくやっとります(笑)

秋の夕空