こんにちは!
昨日の興奮話、聞いてください 爆!
昨日は所属する鍼灸団体、(一社)北辰会の研修会に行ってきました!
今回は藤本蓮風先生の代表特別講演があったので、学生さんも沢山来られていました。
講演内容は、「 癌の症例紹介 」 。
内容はですね、
医師である村井和先生が蓮風代表と連携を取られながら、治療を進める中で
癌性疼痛を取り除くことが出来たという症例です。
治療されたツボは手の小指側にある 後溪(こうけい)。 このツボほぼ一か所です。
詳細は伏せますが、講演内容から村井先生の臨床現場での姿が、思い浮かんできました。
癌による痛みに対して怯むことなく鍼灸で勝負する、その姿は僕にとって
【 戦士 】です!
ドクターであるにも関わらず、薬でなく鍼で戦ったこと…
興奮のあまり背中がゾクゾクしていました!(悪寒じゃないですよ ワラ)
しかし、そんな治療が誰でもできるわけではなく
体力が低下する患者様に対して、脈、舌、顏色、体のツボ、その人全体の気などから、
体調の変化を細かく捉えてこそ、繊細かつダイナミックな治療が出来るんですね。
間違っても、痛い時に
後溪穴をグリグリ~!
なんてしないでくださいね~笑!
鍼というのは、ツボや気の状態に合わせた処置じゃないと、
逆に悪化させてしまう危険性だってあります!
それくらい鍼は身体に効果があるんです。
実際にどういうふうに鍼治療をしていくのか。
代表講演の後、
(一社)北辰会育成局長である 玄珠堂本院長によるデモ実技がありました。
本院長の技を盗もうと前の席に移動したら…助手役に抜擢 笑!
目の前で本院長の技術を見させてもらえました爆!
そしてこの研修会で、私もミニ講義をやらせて頂きました!!
内容は、「 駆瘀血に使われる穴 」です!
簡潔に申しますと、
ケガや病気、ストレス、いろんな環境原因で、
血の巡りが停滞してしまうことがあります。
その停滞した血、「瘀血」を放っていたら、瘀血が身体に悪さして、
痛みや出血などの症状が現れたりするんです。
そんな瘀血をですね、駆除するツボがあるんです。だから駆瘀血。
何故そのツボで?というのを自分なりに調べまして発表させて頂いたんです。
初めての講義…。
緊張のあまり、汗だくでした(^▽^;)
“ダジャレ好きの”大尊敬している先生からは、
「教育テレビのアナウンサーみたい~」と言われました…自分でも納得。爆!
いや~、ホント人前で喋るっていうのは難しい…。
講義の準備をしている時に、自分の頭の中が整理できていないとよく分かりましたね。
僕自身が大変いい勉強になりました!
今回の研修会は、代表講演あり、本院長実技ありで、ホントに内容が濃くて、
臨床家としてかなり触発を受けました。
疑ってはないですけど、鍼って本当によく効く!と強く感じた日でしたね!!