こんにちは。

日中がだいぶ暑くなってきましたね。

かと思ったら数日前は風が強かったり、気温が一気に低下したりと

服装に困ります。

 

私はウィンドブレーカーを常に持ち歩いて、

肌寒いなと感じた時にすぐ着れるようにしています。

松の木1

この写真は武庫川の松の木です。

 

いい感じの曲がり具合に惚れ惚れします(笑)

何故にこの角度なんでしょうか。

雨風に負けることなく、しなやかに揺れています。

 

自由奔放です。

 

枝葉たちは

風が吹くと、流れに逆らわず揺られ、

雨が降ると、下へと垂れ下がる。

 

これだから、この角度でも倒れない、折れない。

 

人も木と同じように、倒れにくい身体になりたいもんです。

 

数日の冷え込みで風邪をひいた患者さんが来られました。

気温変化に身体がついていきにくいんですね。

 

自然界の気候変化は

風・寒・暑・湿・燥・火の6つの変化があり、

これらが人体に悪影響を及ぼすものを【六淫(りくいん)】といいます。

 

その六淫という外からの邪気【外邪】に対して、

身体を守る【衛気】が皮膚表面に巡っています。

 

しかしその衛気も

身体の気の巡りが悪かったり(気滞

気そのものが弱っていると(気虚

ここ数日のような気温低下に対して、身体は防衛できなくなります。

 

気虚というのは、

衛気が体全体にスカスカで薄いようなもの。

 

気滞というのは、

衛気が密な所もあれば、スカスカな所もあり、場所によってムラがあるようなもの

 

気滞というのは高速道路の渋滞のようです。

前方車の小刻みなアクセルとブレーキに合わせて、こちらも進んでは止まりの繰り返し。

その時の車間距離は一定ではなく、詰まったり空いたりと。

車間距離が微妙に空き過ぎると横から車が割り込んできたりして、あっ・・・。

みたいなことないですか?(笑)

 

気滞もこんなイメージで、

割り込み車が風邪や寒邪のようなもの

 

その割り込みを防ぐためには、

傾いた木のようにしなやかで様々な環境にすぐ適応できる

そんな身体でありたいもんです。

 

やっぱりこの曲がった木、いいっすね。

松の木2