皆さん、こんにちは。
気づけばもう霜降、秋の土用となり、夕がずいぶん冷えるようになってきました。
さて、今回は四診シリーズをいったんお休みして、
今後の学会等の参加の予定について紹介したいと思います。
日本伝統鍼灸学会第50回学術大会が10月29日・30日の2日間、東京・タワーホール船堀にて開催されます。
私が代表を務める(一社)北辰会は当該学会の賛助会員でもあり、毎年参加しております。
今回の実技講演のテーマは「気・意識と臨床」でありますが、
私は「気と(無)意識と古代鍼®の臨床」と銘打って実技講演を行います。
古代鍼®とは、これですね。
刺入することなく、接触あるいは翳すだけで効果を上げる鍼です。
今回はこの鍼に関して、講演・実技してほしい、とのオファーがありました。
そのほか、北辰会からは、奥村学術部長が一般口演の座長として登壇。
東京・新宿の竹下有先生が学生セミナー「気を意識した刺さない鍼の実技」にて、
腹部打鍼術を披露し、船橋の坂井祐太先生が、
学術部セミナー「伝統鍼灸の確立に向けて―伝統鍼灸の過去・現在・未来―」において演者の一人として登壇します。
さらには、今回、藤本蓮風先生の著書『経穴解説』が創立50周年記念賞を受賞し、
授賞式に出席されます。まことに喜ばしいことです。
再版を重ね、鍼灸書では類をみない1万部数以上の発行部数を誇る書籍でもあります。
北辰会にとっても大いに意味のある学術大会となりそうです。
私の実技講演は29日13時~となっており、会場入りの都合で患者さんの皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、
29日㈯は終日休診とさせていただきます。