こんにちは(^-^)

今日は本院でお仕事です。張り切っていきまーす!

 

今日は先日の腹診に引き続きまして、診察法のひとつ、気色診(顔面気色診)を紹介したいと思います。

顔面気色診とは、顔の気色(色や艶)をみる診察法で

このように、先日紹介した腹診と同じように顔にも臓腑配当があります。例えば、鼻の頭が赤くなっている方を見かけることってありませんか?鼻の頭は上の図でいうところの脾胃(胃腸)の部位であり、お酒を飲みすぎたり胃腸が荒れているとそのような現象が起こることがある、という感じですね。また顔面気色診は、腹診と同じく、病の予後を判断する上でも、重要な診察であり、気色は潤って膏の艶があり、全体に生気が充実したすっきりした色である、ことを正常な状態として診ます。

ちなみにこの顔の絵は、以前スタッフの岡田さんが書いたもので、とても上手く書けているのでお借りしました(笑)

気色を診るときは、まず明るい状態で診てから、薄暗い状態で診るとはっきり診ることが出来ますので、分院では気色を診る際、各ベッドブースごとに設置している電気を消して診させていただきます。

また気色を診る時は皮膚の肌目も診るのですが、肌目の細かい方は非常にデリケート、敏感な方が多いですね。

当院では、治療に来られる女性の患者さんに、ノーメイク、または薄いお化粧で、とお願いしておりますが、これはこの顔面の気色を正確に診るためです。正確な診断・治療を行うためにも、ご協力の程、よろしくお願い致します<(_ _)>

気色診というのは、これがなかなか難しく、最初は全然わからなくてとても苦労しました。気色を診る鍛練という点では、人の多いところに出かけた時や電車に乗った時等に、御迷惑にならないように注意しながらたくさん方のお顔を観察して鍛練をしたりしております。いついかなる時も、鍼のことを考えて生活する。これ重要ですね。

気色についてはまだまだご紹介したいことがあるのですが、続きはまた今度ということで。

ではでは