こんにちは、松本です。

 

 

毎月1-2回、北辰会の勉強会が大阪であるんですが、先週の日曜日も行ってきました。

 

 

 

この勉強会には関東や四国など、遠方からも先生方が集います。

今やドクターの先生も鍼の勉強会に来られています。

 

今回の勉強会メニューの一つ。

 

実技

 

先生方とペアを組んで身体の穴(ツボ)の状態を正確に観察できるようにする訓練です。

 

教えて下さる先生方は、気の捉え方がとにかく素早くて正確です。

僕もそのスゴ技をなんとか盗もうと必死にやっていました( ̄▽ ̄)

いつの日か自分も ゴッドハンド を手に入れるんだ…と密かに燃えています

 

この勉強会の後には 楽しい楽しい 飲み会 があるんですが、

実はこの飲み会。

勉強会では聞けない貴重なことを教えてもらえたりして、これがまた勉強になるんです!

 

 

どれだけ沢山のお酒を飲もうとも、鍼灸家はどこを切っても鍼の事ばかり考えています(笑)

 

それがまた楽しい!

勉強会よりも飲み会の参加がメインだったりして(爆)

 

 

話は戻りますが…

これまでも『 気 』っていうものがあるんです、とBlogで書かせていただきましたが、

 気の働きはこんなんです! 

という基礎が中医学にはありますので紹介させていただきます~。

 

 一言で、気といっても色んな働きがあります。

 推動、②温煦、③防御、④固摂、⑤気化

 

これらの気の作用が正常に働くことで  健康体を維持 できるんです。

 

 推動作用とは、  『 押し動かす 』  作用のことで

臓腑や組織の活動、血液や体液の運行は、この気の推動作用によって上手く働いています。

もし気が減って推動作用が弱くなると、臓腑の働きが弱まったり、全身に血液がめぐらなくなったり、子どもでは成長や発育が遅れるようなことになります。

 

 

 温煦作用とは、 『 温める 』 作用のことで

体温の維持ができるのはこの働きのおかげです。

 

 

 防御作用とは、邪気から 『 身体を守る 』 作用です。

病原菌やウィルスだけでなく、気温の急激な変化なども人体に悪影響を及ぼします。

これらを 邪気 と呼びます。

 

 

固摂作用とは、体液が外に 『 漏れないように 』 する働きの事です。

血脈から血が漏れないようにしたり、汗や涙などが必要以上に出ないように調節してくれています。

 

 

気化作用とは、食べ物から摂取された栄養分を基に気や血などを『 作り出す 』または

体内の余分な水分を尿に『 変化 』させたり汗を作り出して排出する働きのことを言います。

 

 

 気というのは全身に万遍なく巡りながらこんな働きをやっているんです。

 

この気の過不足を探るのが  なんです。

 

 

 

 

鍼灸家の手は、まるで  CTスキャン  のよう。

 

それは鍼灸師にとって物凄く大切な道具です。

 

マラドーナ 神の手