こんにちは!
今週の日曜日は、関西と関東の講師の先生方が一斉に集う講師研修会がありました。
この研修では、体表観察のスキルアップを丸一日かけて行います。
当然の事ですが、ベテランの先生ほどその技術は長けています。
そんな先生方は私にとって
【 仙人 】 のような存在です。。。
体表観察の一つ、 腹診 。
これは安土桃山時代に日本で生み出された診断治療法なんですが、
腹部の発汗や緊張弛緩、寒熱などから身体の異変をお腹で探る方法です。
これを仙人に… ぃゃ、ベテランの先生方に教えていただき、
自分の能力にしようと、僕も必死です! ( ̄Д ̄;;
お陰様で今回は、身体の状態をより立体的に意識できるようになりました。
(大興奮なワタシ!)
身体の異変を認識し、それをどういう方法で治療していくか。
これは先生によって処置が違います。
鍼灸治療は先生の個性、センスがそのまま現れる。
この医学のまた面白いところ。
そんな先生方のセンスを感じさせて頂いた今回の研修は
益々腕を磨きたいと触発を受けました!
ほんと仙人であるほど気の観察力がハンパない!笑
玄珠堂の仙人(本いんちょ)もハンパないですね!!
技は盗むべし!( ̄▽ ̄)
患者さんの中にも気の動きを感じられる方がおられます。
ある方は耳鳴りが治らないと来られました。
耳は身体の上部にありますが、この患者さんの耳鳴りは右側。
なので、気は右上に偏っています。
このアンバランスを整えるように鍼をすると、
「 右側のコメカミから足に何かが伝うような感じとともに、
高かった耳鳴りが低く小さくなりました! 」
とおっしゃいました。ほほぉ!!勉強になりました!!
いつの間にか患者さんとは東洋医学の素晴らしさを共有させて頂いています。
ホントに感謝です。