こんにちは。

スタッフ:吉住です。

 

先日、11月8日は皆既月食は皆さまご覧になられましたか。

また惑星食も重なり、どちらも起こるのは442年ぶりだったようです。

 

442年前…

1580年。歴史上の出来事でいうと「本能寺の変(1582年)」の2年前だそうです。

 

織田信長や豊臣秀吉、徳川家康などが活躍した時代。

 

徳川家康は、当時寿命が40歳前後と言われていた時代に70歳前後まで生きていたようです。

彼は、健康に対する重要性を人一倍理解していたようで、日頃から漢方薬について自ら学び処方していたようです。

健康でいるから天下を取れたわけです。我々も健康であるから学びや仕事が手につきます。

時代は違えど、まず健康でいることが何よりも大事ということを教えてくれています。

 

徳川家康は29歳~45歳までの17年間を浜松城で過ごしました。

我が地元である浜松城は、その後の徳川家康の活躍から出世城と言われています。

また公式マスコット「出世大名家康くん」といいゆるキャラグランプリを取った事があります。

 

私も18歳~37歳までの19年間を大阪で過ごしました。

縁あって玄珠堂で学ばせて頂いた事は、今後の天下取りに向け充実した時間でした。(笑)

 

院の雰囲気、ベットブースでの立ち回り、患者さんとのやりとり一つ一つまで丁寧に意識をされ、患者さんが安心した状態で鍼を受けてもらう。

その秘伝を惜しげもなく伝えて頂きました。何と幸せな事でしょうか。

 

他にも患者さんとの接し方や東洋医学をより深く学ぶヒントを頂いたりと、学びしかない2年半。

スタッフの先生方も、患者さんへの思いの意識が高く、一緒に切磋琢磨させて頂きました。

玄珠堂にこられている方々は心優しい患者さんばかりでした。

時には、院長の厳しいお言葉を受けながら、体調が良くなっていくのをマジマジと勉強させて頂きました。

 

満を辞しての私の門出を、院長はじめ玄珠堂スタッフの先生方に祝っていただき、とても幸せな気持ちと同時に、鍼を用いてまだ見ぬ患者さんの健康を支えられるよう身の引き締まる思いです。

 

今後は大阪を離れ、鍼灸が定着していない土地での零からのスタートです。

新しい地で、多くの患者さんのお役に立ち、私の名前が大阪まで轟く日を楽しみにしておいてください。

そして、院長が代表を務める北辰会の支部を立ち上げ、より多くの患者さんを救うお手伝いができたらと思っております。

 

時代は過ぎて行きますが、大事な事は今も昔も何一つ変わっていない。

天下を取るためには健康第一です。そしたら、天下が転がってくるかもです。

 

 

新天地でも、院長から学んだ事を活かし、多くの方に寄り添える治療を目指して精進してまいります。

そして、またいつか戻って参ります。(出戻りではなく研修に伺います)