こんにちは。

ご無沙汰しております。

玄珠堂スタッフの小下です<(_ _)>

今日は雨風共にかなり強く、かなり荒れたお天気になりそうですね。

皆様、外出される際は風に飛ばされぬようにお気をつけください。

さて今回のブログでは、患者さまからご質問を受けることも多い、鍼の道具について書きたいと思います。

鍼の道具も色々あるのですが今日は・・・

こちらの“古代鍼(コダイシン)”と“打鍼(ダシン)”を紹介します!

写真の左側の2本が古代鍼、右側の3本の鍼と木の槌が打鍼で用いる道具ですね。

この2種類の鍼については「これも鍼なんですか?」と患者さんからよく尋ねられますが、これもれっきとした鍼です。

鍼といってもこの2種類の鍼は“刺さない鍼”で、お子さんや、肌の肌理(キメ)が細かく敏感な方等に主に用いる鍼です。治療を受けている時に“コンコン”という何か叩いている音を聞いたことはありませんか?それが打鍼です。打鍼はお腹に鍼を当てて木の槌で叩いて治療を行います。古代鍼は叩くことはなく、ツボに鍼先を当てるような感じで用い、いずれの鍼も痛みは全く感じません。

古代鍼は金の鍼と銀の鍼、打鍼には金の鍼、銀の鍼、その他に真鍮やステンレス等もあります。金の鍼は気を集める、温める治療で主に用い、銀の鍼は気を散らす、冷ます治療で主に用います。また鍼には補法と瀉法という考えがあり、金の鍼は主に補法で、銀の鍼は主に瀉法で用います。補法と瀉法の鍼については、瀉法の鍼が痛いというわけではないのですが、補法の鍼を“飴の鍼”、瀉法の鍼を“鞭の鍼”というように表現することがあり(これは玄珠堂独自の表現です・笑)、この表現の仕方はなかなかおもしろいですね。

余談ですが、この金の鍼と銀の鍼についてのブログを考えている時に、童話の“金の斧と銀の斧”のお話を思い出しました。このお話は、正直者には神様が褒美を与え、嘘をついた者は痛い目をみるというものでしたね。

もしかしたら当院で治療を受ける際にも、正直にお話をしてくださる方には優しい鍼を、嘘をつく方には痛い鍼をドSな藤本院長はするかもしれませんので、治療を受ける際には正直にお話をしていただくのがよいかと思います<(_ _)>

まぁでも身体は正直なもので、ツボの反応や脈を診れば身体がどのような状態であるかということはおおよそ分かりますので、嘘をついてもすぐにバレますがねww  ちなみにうちの某女性スタッフは、ツボを診たり脈をとるまでもなく、顔を診られただけで甘い物を食べたのがバレてます( ̄∀ ̄)w

鍼や治療について何か聞きたいことがありましたら、お気軽にスタッフ、藤本院長にお尋ねください。

小下

 

PS. 近々ブログで重大発表を致します!お楽しみに!