こんにちは!
ご多忙な吉住先生に代わりまして
今週は日野がお届け致しますm(_ _)m
※暇ってワケじゃないですヨ??
さて、早くも2020年の上半期が終わりましたね。
なんだか…
自粛期間もあり、
あっ!!
という間の半年だった気がしますね。
自粛期間中から
いろいろなことを考えるようになりました。
そしてつい先日…
なにかを悟ったのか…
私は仏さんになりました。
※おデコを蚊に喰われただけです。笑
こんなピンポイントで噛まれてしまって…
私の血は美味しいのか?
まだまだ若いって証拠なのか!?
と、思いたいところなのですが…
蚊など、ああいった吸血する虫は
人間の呼気時に排出するCO2や、体温(熱)に反応するようですね。
つまり…
日野の身体には
そんなに熱が篭っているのか!?
ならば・・・
発散しよう!!
ということで…
おニューの
ランニングシューズをチャリーン$$
今季イチ注目していた…
asicsのメタレーサー!
(いや、知らんがなっ。)
あれ?この色、どこかでみたような??
はい。
同じような色ばっかり買ってしまってます(^-^;
私の心を表しているかのような。。。
アツいREDカラー!!
(熱苦しいとか言わないで)
こうして熱を発散するどころか、
むしろ私のマラソン魂にはさらに火がつくのでした。笑
さて、話は一変し…
先日、玄珠堂にてスタッフミーティング・研修会。
通称FGK(藤本玄珠堂研修会)がありました。
その中で院長にご講義頂き、
大変学びとなることがありました。
『素問 九鍼十二原篇』に
「寫曰必持内之.放而出之.排陽得鍼.邪氣得泄.
按而引鍼.是謂内温.血不得散.気不得出也.」
や
「補曰隨之.隨之意.若妄之.若行若按.如蚊虻止.
如留如還.去如絃絶.令左屬右.其氣故止.外門已閉.中氣乃實.」
という文があります。
これらは鍼を刺すことだけでなく、
“抜く”ときのことも綴ってあるのですね。
超簡単⭐︎日野意訳:
「(邪気を)散らす鍼は、刺して気を得た後、抜いた後に鍼孔を閉じません。
そうすることで中の邪気を泄らすことができます。
散らすべき所で気を得た後に鍼孔を閉じてしまうと、
血や気が篭ってしまい邪気を排出できません。」
「(正気を)補う鍼は、経脈の流れに沿って刺します。
鍼を近づけて気を巡らし、
刺すときには蚊虻が止まっているかのような感覚があります。
抜くときは素早く抜き、その鍼孔を素早く閉じて気を留めることで、
中を正気で満たすことができます。」
こういったところでしょうか。
今までも理屈はわかっていたのですが、
刺すときの方に意識を置くあまり、
抜くときは、刺すときほど意識できていなかった自分に気づく。
以降、
鍼を”抜く”瞬間、その一瞬を意識をするようにしました。
なんとこれがスゴい!!
鍼の効き目が何倍にもなっている気がする!?
昔の人はすごいですね。
この文言は単に技術のことを書いているわけではなく、
その比喩の仕方や表現の仕方に意味がある。。。
めちゃくちゃ深いんですね。
大変勉強になりました!
鍼を受ける側も…
こういったことを感じながら受けて頂くと、
より一層、効果や鍼のおもしろさを感じられるかもしれませんね!^ ^
皆さまも是非、意識してみて下さい♪
以上、
“如蚊虻止”どころか、
リアルに蚊虻におデコを喰われた日野がお送り致しました!
痒ぃ〜のぉぉ〜。
(寛平ちゃん風)
来週は…
絶好調、吉住先生が
Happyな記事を書いてくださるかな??
お楽しみに!!