こんにちは!
スタッフの辺春(へばる)です!
昔、カフェのアルバイト店員として、接客をしていた頃の話です…
ある奥様が私の名札を見るなり、
「んまー!!なんて、おめでたい名前ですこと!!迎春さん!!」
と、おっしゃいました。
「辺春(へばる)」が、
「迎春(げいしゅん)」に見えたのですね。
よくあることです(笑)
さて、もう少しで立春となります。
今年は、例年より1日早い2月3日ですが、なんと124年ぶりだそうです。
立春は、春の始まり。
旧暦では、春は1年の始めとされております。
だから、新年の初めを迎春といって祝うのですね!
五行では、春は伸び伸びと成長する「木」の季節
上に向かって植物が芽を出すように、身体も上に向かって、気が上がりやすい季節となっております。
花粉症の鼻水・くしゃみ・目の痒みなども、身体の上の方(顔頭部)に気が上がって起こる症状です。
全てが上へ上へと向かって伸びて、気持ちもソワソワとします。
そんな気の上がる感じを、詠んだ有名な和歌を紹介しましょう。
世の中に 絶えて桜の なかりせば
春の心は のどけからまし
~古今和歌集 在原業平(ありはらのなりひら)~
辺春の超訳
「いっそのこと、世の中に、桜の木がなかったならば、春にソワソワした気持ちにならずに済んだのになぁ~」
確かに、桜の花が咲き始めると、散る前に早く見ておかなければ!とソワソワしますね。
春らしい和歌ですね♪
進学・就職・引っ越しなど、春は何かを始める季節!
この始まりの時期に邪気(鬼)が入り込まないように、豆をまきましょう!
玄珠堂でも、お豆を用意しておりますので、おひとつどうぞ♫