こんにちは!皆さんGWいかがお過ごしですか!?
連休で遠出される方、家でじっとしている方、休み関係なく仕事の方と様々かと思います。
僕は趣味のカメラを持ってこのような写真を撮りに遠出しようかと思っています(^^♪
今週は院のお花の写真がありませんので、桜の通り抜けで必死にいい写真撮ろうと頑張りました(笑)
5月5日は子供の日で二十四節気では“立夏”になります。
立夏は春が終わりこの日から本格的に夏に向かっていきます。
四季の中で夏は陽気が盛んな時季になります。
そして身体の中の陽気は外に向かって発散するようにするようにするべきと古典には書かれています。
素問「四気調神大論」
夏三月.此謂蕃秀.天地氣交.萬物華實.夜臥早起.無厭於日.使志無怒.使華英成秀.使氣得泄.若所愛在外.此夏氣之應.養長之道也.
逆之則傷心.秋爲痎瘧.奉收者少.冬至重病.
夏の3ヵ月を播秀(ばんしゅう)といい、天の気が下行し地の気が上昇し交わり合い、万物も花開き実を結ぶ。夜は少し遅く寝て少し早く起きるべき※。暑さに厭うことなく、精神的に志をたかぶらせることなく、のびのびとし怒ってはならない。花のある植物と同じように満開にさせ、体内の陽気を外に向かって発散させることができるようにし、鬱積しないように気を付ける。生長盛んな時期に適応させる。
この養生法に逆らうと気持ちがうつうつとし、身体には熱が鬱滞したり、夏に活動が盛んになる心の臓が障害され病となります。たとえ発病しなくても秋がくるとこれが原因となり様々な症状が出る。
※古代の「明るくなれば起き暗くなれば寝る」、という基準に対して、という意味です。現代人は少しでも早く就寝しましょう☝
この陽気が外に向かって発散させるためには、ご機嫌さんで身体を動かし体内の熱を汗として外に発散するのが良いわけです!!
暑いからといってアイスなど冷たいものばかり摂取していると脾胃(消化吸収に関わる臓器)の負担になるのでそれは極力控えましょう(飮食が乱れるとすぐ院長にバレますよ笑)
このように季節ごとに活動が盛んになる臓器があり、また、季節に合った養生法がすでに2000年以上前から説かれているんですよ。すごいですね!