どうも、こんにちは!月曜日スタッフのヤマモトです(*゚▽゚)ノ
だんだんと朝、夕が涼しくなり、秋らしくなっていますが、いかがお過ごしですか?
今週、来週は台風の影響で体調の変化が起きやすいですので、なにかお手伝いできることがありましたら当院へお問い合わせください<(_ _)>
それでは、今回も妊娠と月経の関わりについてです。
前回は月経が遅れることによって、妊娠にどう影響するかとお伝えいたしましたが、今回は月経先後不定期(げっけいせんごふていき)によって妊娠にどう影響するかお伝えいたします!
ちなみに月経先後不定期というのは、生理不順のことです
まずは、定義から|ω·)و ̑̑༉
月経周期が不安定で、予定日より7日以上早まったり遅くなったりする状態が、連続して3ヶ月以上続くことをいいます。
原因を大きく分けると。。。
①身体の巡りが不安定になる
②身体の弱りによって月経の調整が悪くなる
なんらかの原因により、胞宮(子宮)に血を集めるのが早まったり、遅くなったりすることで引き起こされます(๐◊๐”)/
①身体の巡りが悪いもの
こちらは前回もお伝えしましたが、東洋医学では身体の巡りが悪くなることを「気滞(きたい)」といいます。気は血の流れにも関わり、気滞がおこると血の流れも悪くなり、血が胞宮(ほうきゅう)に集まるのが遅くなったり、早くなったり、血の流れが不安定になります。そのため、月経不定期(生理不順)を引き起こします。
東洋医学では、気の流れを五臓六腑の「肝」の臓が「疏泄(そせつ)作用」という働きによって調整をしています。(西洋医学の肝臓とは少し違います。。。)
肝の臓は感情によって働きが強くなりすぎたり、弱くなったりする性質があります。
特に怒りの感情は過剰に働きを強くすることがあり、その影響によって月経が早く来る傾向にあります。
この状態が長期間になると崩漏(ほうろう)といって、不正性器出血などを引き起こすことがありますので、怒り過ぎないようにしましょう(;`O´)o
月経不定期(生理不順)は妊娠をしにくくなる原因ですが、妊娠した場合は、逆子になりやすかったり、つわりがきつかったり、産後うつになりやすかったりしますので、妊活中の方は前回に続きまた同じですみませんが。。。散歩など簡単な運動がおすすめです。朝、夕が涼しくなって歩きやすくなりましたので、いつもどおり散歩を強くおすすめします!(笑)
(主な原因やサインは妊娠について その4をご参照ください(^^♪ )
②身体の弱りによって月経の調整が悪くなる
月経の調節に関与しているのは、「腎」の臓という臓器です。
腎は過労や睡眠不足など身体に負担をかけると弱って月経の調節することができなくなるため、
月経が不定期になります。
腎は以前【妊娠について その3】で紹介した「固摂作用(こせつ)」と関わりが深く、この腎が原因となる場合の月経不定期は長期間、続くと月経が早くくることが多くなるため、不定期から月経が早く来るようになった場合は注意が必要です。
「固摂作用(こせつ)」 = 身体から必要なものを漏れないようにしている力
※詳しくは【妊娠について その3】を参照ください
腎が弱っているときのサインとしては。。。
・以前と同じことをしているのに疲れやすくなった。
・時間があると横になりたい
・トイレが近くなった(特に午前中や冬場)
腎は妊娠との関係に非常に深く、妊娠がしづらい状況になりますし、妊娠をした場合では、胎児を上手に栄養できないことが多くなるため、未成熟児や発育不全などのリスクが高まるので、日ごろから休養は適度にとり、睡眠をしっかりと摂り、バランスのよい食事を心掛けましょう!
今回は難しかったですかね?(´ε`;)
盛りだくさんでしたが、お付き合いありがとうございました!
また、ご質問などありましたら、当院のスタッフもしくはコメントへよろしくおねがいいたします。