いよいよ梅雨明けですね。

 

 

気がつけば、すでに夏の土用、暦の上では秋の直前です。

(立秋前⒙日間。各季節の最後の⒙日間を「土用」、といいます)が、

実際はこれからが猛暑の時季です。

 

 

新型コロナの感染者数の増加について、

対応のあり方について色々取り沙汰されておりますが、

私からは、皆さんがご自身のために心がけて頂きたいこの時季の取り組みについて

お伝えしたいと思います。

 

 

・三密を避ける

・帰宅後の手洗いの徹底

・etc.

 

 

などさまざまに一般に謂われているコロナ感染対策は、

当然のこと気をつけて参りましょう。

 

 

新型コロナウィルス、という外的条件

の視点からいえば、確かにその通りで大事なことなのです。

 

 

私からは、東洋医学の視点から、

夏場における「内的な条件」

を調えておくことの大切さをお伝えしたいと思います。

 

 

 

一言でいえば、「夏(暑い時季)を夏らしく過ごす」ということです。

 

 

 

夏といえば・・・

 

 

本来は、

「外にでて日光を浴び」

「朗らかに活動的に」

「身体を動かしてしっかり汗をかく」

 

ざっくりといえばこんな風に表現することができます。

 

 

 

季節ごとに、あるべき過ごし方があります。

 

 

 

 

さまざまな情報があるなか、外出を自粛しがちですが、

今後秋口~秋~冬、を迎えるにあたり、

見過ごせない大切な東洋医学の智慧です。

 

こういった視点から以下のことも気を付けてみてください。

 

 

 

・冷飲食に偏らないように

 *身体に籠もった熱を利尿によって排出させるため、

スイカやキュウリといった類いはある程度摂取しましょう!

(もちろんお腹をこわさない程度に)

 

・外出を厭わずにウォーキングなど身体を動かす(人混みを避けつつ、熱中症に注意して)

 

・必要以上に恐怖心に苛まれない

 

・鍼で身体のメンテナンスを

*季節ごとに身体のあり方があります。

鍼で、季節にあった身体の状態に調整しておくことも大切です。

各人にあったアドバイスもいたします。

 

 

専門的なことについては、私が代表を務める北辰会のHPのブログにも書いてあります。

 

 

コロナ渦~夏以降の考え方~ Vol.1

コロナ渦~夏以降の考え方~ Vol.2

 

ちょっと専門的ですが、よかったらご参照ください。

Vol.2には実際の刺鍼の様子を少し動画で紹介しています。

 

それではよい夏を!