皆さんこんにちは!スタッフ:下城です。

 

気が付くともう11月Σ(・□・;)

11月7日に立冬を迎え、季節は冬へと向かいます。

 

先日、院長は日本伝統鍼灸学会第50回学術大会にて

「気と(無)意識と古代鍼®の臨床」をテーマとした実技講演をされました。

前回、院長のブログでも解説がありましたが

第 50 回日本伝統鍼灸学会学術大会(東京大会)(新風)

 

 

今回は、

 

“刺さない鍼とは?”

 

を少しお話したいと思います。

 

まず、東洋医学の考え方として“気”は宇宙を構成する基本要素であり、

人間の身体もひとつの“気の集合体”であると考えます。

 

人体の気を総称して“真気(しんき)”と呼び、その中の一つとして

 

“正気(せいき)”

(人体のあらゆる機能を正常に保つ働き)

 

が存在しており、それが弱ることによって

“邪気(じゃき)”

(病を引き起こすもの)

 

が相対的に強くなりさまざまな病を引き起こすことが一つ考えられています。

 

さらにその“正気”の中には

衛気(えき)というものが皮膚体表面に存在しており、

名前の通り『防衛の気』と呼ばれております。

 

作用としては、

・体表を守り、邪気の侵入を防ぐ

・汗をコントロールして、体温を維持する

などの働きがあるとされます。

 

古代鍼🄬(刺さない鍼)は、この皮膚体表面に存在する

衛気の不調和を整えた結果、

 

“全身の真気”調えることを得意としており、

様々な疾患や幼児・お年寄りなど敏感に身体が反応する方に対しても刺入することなく、

接触あるいは翳すだけで効果を上げる

 

“刺さない鍼治療”

 

なのであります(^^)/

 

“鍼”=“痛い・怖い”

と思われている方もこの治療であれば痛みなく、安心して治療を受けることができますね(*^_^*)

 

さまざまな“気”が出てきましたが少しは分かっていただけたでしょうか?(笑)

 

これが東洋医学の世界感

そして“刺さない鍼”の世界観なのです(^^)

 

 

最近、朝晩の急激な冷えにより、

院長から「これは風邪を引いている!」

と言われる患者さんも多いのではないでしょうか?(笑)

衛気が不調和を起こし、そこに邪気が入りツボや脈の反応に現れているのです( *´艸`)

 

これからは薄着や寝冷え等で身体を冷やすことなく、

日頃から寒さ対策を行うことと共に定期的な鍼灸治療で

より良い健康生活を送っていきましょうね(^^♪

 

 

 

先日、初めて東大寺へ

スケールの大きさにビックリ!!

今回は大仏殿とお煎餅を食べてくれたシカの写真でお別れです。

スバラシカ~。(熊本弁)

ではでは(笑)(笑)✋