こんにちは。藤本新風です。
さて、第2弾です。
まだ今回の梅雨がどういう展開になるかは不明瞭ではありますが、
梅雨明け以降の夏場の過ごし方です。
というのも、この梅雨~夏場の過ごし方で、
秋以降(厳密には立秋である8月7日以降)の体調が大きく変わってくるからのです。
6月下旬現在、世の中が慎重にしつつも従来通りの生活に戻りつつあります。
濃厚かどうかは別にして、接触の機会が増えてきつつあります。
そのようななか、(最初から言っておりますが・・・)
いつ、だれが、どこで感染するかはわかりません。
自身の免疫の力こそが、まず各人においては大事なことです。
そういったことを踏まえて、東洋医学的に申し上げるならば、
まずは、「季節に相応した生活が出来ているかどうか」です。
つまり、今これから、でいえば、
「夏に夏らしい生活をしているかどうか」
で秋以降の体調・免疫力の状況が違ってまいります。
夏をどのように過ごすべきか??
「夏三月.此謂蕃秀.天地氣交.萬物華實.夜臥早起.無厭於日.使志無怒.使華英成秀.使氣得泄.若所愛在外.此夏氣之應.養長之道也.
逆之則傷心.秋咳瘧.奉收者少.冬至重病.」
『素問』四気調神大論
ようするに、
「夏の3か月というものは、すべてのものが大いに栄える季節です。
朝早く起きて機嫌よう過ごし、外出とお陽さんを厭わず、
陽気を洩らす(汗をかく)ことが大事。
こんな風に過ごすのが夏の過ごし方ですよ。
これに反すると、秋に呼吸器の問題やカゼをひきやすくなり、
冬にはもっと重篤になりますよ。」
(新風意訳)
というほどの内容です。
私の考えではこの夏をどのように過ごすかで、今話題の第2波の状況が異なるとみております。
他人に感染さないことはもちろん大事です。
その前に、皆さんが免疫力を備え、
もしもの時に重篤化しないことを切に願っております。